REGALIA blog

デュエル・マスターズのチーム『REGALIA』のブログです。

【前編】全国大会予選 甲信越エリア振り返って(なぜ、赤青覇道を使おうと思ったのか)

お久しぶりです、白梟です。

今回、11月25日に開催された全国大会甲信越エリアにて赤青t零覇道を使用し優勝する事ができたのでせっかくですので記事を書きたいと思います。

文章も長くなってしまったと思い、3部構成にしました。

以下の順で投稿して行きます。

 

  1. なぜ今回、赤青覇道を使おうと思ったのか
  2. 使用したリスト&採用した各カードについて
  3. 今回、白零サッヴァークに対してとったゲームプランについて

 

①なぜ今回、赤青覇道を使おうと思ったのか

今回、まずデッキ選択を行う際に今までに行われたエリアの結果を確認してみると

九州エリア

優勝デッキ 赤青覇道、零t赤ジョーカーズ 

ベスト16分布

北東北エリア

優勝デッキ 赤青覇道

ベスト16分布

南東北エリア

優勝デッキ 黒単デスザーク 

ベスト16分布

 

3大会を全て総合しての分布

このような結果となっていました。

3大会が終わった時点で優勝デッキの半分が赤青覇道であり、

ベスト16に残っているデッキタイプも見てみると赤青覇道が全体の41%も占めており赤青覇道が他のデッキタイプと比べて飛び抜けていることが分かります。

このような結果もあり、赤青覇道を中心に様々なデッキを試しました。

 

上記にあるデッキを赤青覇道相手に回していくうちに以下のような感想を持ちました。

 

緑の入っている各種デッキとして先手4ターン目までに6マナまで溜めて、そこからキーカードにアクセスして行ければ楽にゲームを進めていける。

後手を取ってしまったり、ブーストが綺麗に決まらないと相手の【異端流し オニカマス】、【南海の捜索者 モルガラ/トリプル・ブレイン】、【ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー】の流れからビートをされた時に除去トリガーが出なかった際に先ほどのクリーチャーを除去する事を強要され自分の動きがもたついてしまう。

盾を全て割られると各種SAや【異端流し オニカマス】で赤青覇道側に押し込まれてしまう。

 

トリビ系統のデッキとして【奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ】+【煌龍 サッヴァーク】の盤面さえ構築できれば勝つことができるが赤青覇道側の【“乱振“舞神G・W・D】で【奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ】を【異端流し オニカマス】で【ドラゴンズ・サイン】による【煌龍 サッヴァーク】の早期着地を阻害される。

このデッキは大量のトリガーを採用する都合上、フィニッシャーを【煌龍 サッヴァーク】に基本的に頼りきっており【異端流し オニカマス】を一度盤面に置かれてしまうと7マナまで時間を稼がれ、もたついているうちに【南海の捜索者 モルガラ/トリプル・ブレイン】の呪文面で手札を整えられリソースの差が開いてしまう。

このデッキには【異端流し オニカマス】に触れていけるカードが【機術士ディール/本日のラッキーナンバー!】、【テック団の破壊Go!】くらいしか無く【勝利龍装 クラッシュ“覇道“】、【“轟轟轟“ブランド】、【ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー】で盾を割りきられると負けてしまう事がある。

 

【“轟轟轟“ブランド】を採用する赤単轟轟轟、赤白轟轟轟ですが赤単轟轟轟は3マナまで溜まってしまうと【“必駆“蛮触礼亞】+【勝利龍装 クラッシュ“覇道“】のパッケージから押し込まれ、赤白轟轟轟は赤白側が先行で【ヘブンズ・フォース】を絡めた動きをして2コスのメタクリ次第で【“必駆“蛮触礼亞】を止められるが、トリガーから【ドンドン吸い込むナウ】や【ゼンメツー・スクラッパー】を踏んでしまうと返しに【“必駆“蛮触礼亞】からジャスキルまで決められてしまう。

後手を取ってしまうと【異端流し オニカマス】で【ヘブンズ・フォース】を無効化されてしまいターンを稼がれ【“乱振“舞神G・W・D】などが間に合い盤面のクリーチャーを裁かれてしまう。

 

黒単デスザークは赤青覇道側の【南海の捜索者 モルガラ/トリプル・ブレイン】がとにかくキツく赤青覇道側が取り敢えず3ターン目にこのカードを置いてくるだけで卍側の最重要ゲームプランである【卍 デ・スザーク 卍】を早期に盤面に着地するという行動に対して【トリプル・ブレイン】が約束されることになる。

その後は【追憶人形 ラビリピト】+【卍月 ガ・リュザーク 卍】を決められる1ターン前まで赤青覇道側は手札を溜めることが出来、卍側のリソース手段である【堕魔 ヴォーミラ】を重点的に【“乱振“舞神G・W・D】や【ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー】の呪文面で潰して来て卍側のリソースが切れてしまったり、溜め込んだ手札から複数回の【“必駆“蛮触礼亞】+【勝利龍装 クラッシュ“覇道“】でエクストラターンをとられ続ける。

 

白零サッヴァークは青赤覇道側の【異端流し オニカマス】に触る術がなく、【奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ】のいない場で【勝利龍装 クラッシュ“覇道“】が出てくると【煌世主 サッヴァーク♰】のブロック以外では止めることが出来ない上に必ずエクストラターンを取られてしまう。

最近は【煌メク聖戦 絶十】型が主流になって来ている為、4ターン目の【戦慄のプレリュード】+【サッヴァーク DG】から【煌世主 サッヴァーク♰】を単騎で盤面に残すことが出来ず盤面に【奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ】が置けていないと【“必駆“蛮触礼亞】+【勝利龍装 クラッシュ“覇道“】が通ってしまう。

 

赤青覇道だけ考えれば、有利に感じられるデッキもあったのですがそれらは例外なく黒単デスザークとの相性が悪く、甲信越大会の1週間前に行われた南東北大会で黒単デスザークが優勝したという事から使用者が増えるのではないかという事もあり、圧倒的に不利な対面がない赤青覇道というデッキタイプを選択しました。