REGALIA blog

デュエル・マスターズのチーム『REGALIA』のブログです。

全国大会を終えて

全国大会を終えて

 

お久しぶり白梟です。

今回は3月10日(日)にて行われた2018年全国大会が終わり今年度の大会が全て終わって自分にとっても一区切りついたという事もあり久々に記事を書こうと思います。

 

今回の全国大会は去年までとは違い予選6回戦中、2ブロック構築(1~3回戦)+通常構築(4~6回戦)、決勝トーナメントは通常構築という形式になっており単純に今までの倍のデッキを準備して行かなくてはなりませんでした。

結果として、2ブロック2勝1敗、通常構築2勝1敗の計4勝2敗で9位という事で決勝トーナメントには進むことが出来ず全国大会は終了しました。

ここからは全国大会にて使用したデッキの選択経緯などについて書いていきます。

 

 

長くなってしまうので今回は6部構成にて書いていこうと思います。

 

1.2ブロックにおいて想定していたメタゲームについて

2.バラギアラループを選択した経緯について

3.今回使用したデッキリストについて

4.通常環境において想定していたメタゲームについて

5.零t赤ジョーカーズを選択した経緯について

6.今回使用したデッキリストについて

 

①2ブロックにおいて想定していたメタゲームについて

基本的には自分が以前書いた甲信越大会のものに予想されるメタゲームに加えてそれ以降に新たに追加されたカードで実際にメタゲームに関わってくるカードとしては【ルーギリン/卍獄ブレイン】を採用した青単ムートピアが、東海大会で【バラギアラ】を採用したバラギアラループが関東大会にてそれぞれ結果を残す形となりました。

おさらい程度に甲信越大会以降の各エリアの優勝~4位のデッキタイプが以下のものになります。

 

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このような結果となっており、多かったアーキタイプとしては【カマス】、【轟轟轟ブランド】を採用できる赤青覇道、様々なツインパクトを採用でき【バラギアラ】からの無限【ラッキーナンバー】で安全にフィニッシュが出来るバラギアラループ、赤青覇道を受けきれる可能性のある白零サッヴァーク、白の様々なメタクリーチャー【轟轟轟】も採用出来る赤白轟轟轟、【ジョラゴン】2体からループのできるジョラゴンジョーカーズ、トリガーで赤青覇道を初めとするビートデッキ有利を取れるトリガービート等でした。

しかし、この中でも今までの結果やツインパクトパックにて追加された【マグナム・ルピア】により強化された赤青覇道がどうしても頭1つ分出ている印象でした。

全国大会に1番カードプールが近い関東エリア、ジャッジ大会の結果を纏めると以下のような結果となります。

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このグラフから見て取れるように赤青覇道と青魔道具の入賞率が高くそれに続く形でバラギアラループという形になっています。

赤青覇道はここまででの大会でも高い入賞率を誇っていましたがその後に続く2つのデッキタイプは関東エリア前に発売された『超決戦!バラギアラ‼無敵オラオラ輪廻∞』が発売されたことで組むことが出来るようになったデッキタイプでした。

ここで新たに追加された2つのデッキタイプについて少し考察してみたいと思います。

青単魔道具はデッキのキーカードである【卍 新世壊 卍】を引くことが出来なければ勝負にならず、青単ムートピアの対策として増加傾向にあった【タスリク】が途轍もなく重くそのような事から発売からの時間が短く世間的にあまり認知されていなかった事から勝ったのではないかという感想を持ちました。

バラギアラループに至ってはツインパクトのカードなら難なく採用でき、トリガーの枚数も多く取れる上にフィニッシュもループから安全に入れる為こちらはこれからも使用者が増えるだろうと思いました。

エリア予選初期の頃から末期では使えるカードプールは違いますが一応、全ての大会の優勝デッキのアーキタイプを纏めてみると以下のようになります。

 

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青魔道具、バラギアラループ、5cティガはカードプールの関係上関東大会、ジャッジ大会でしか使用できず占める割合が少ないのは当たり前ですが、それでも赤青覇道というデッキタイプが実に全体の1/3を占めており2ブロック環境における事実上の環境トップであると言えるのではないのでしょうか。

それに次ぐ形でトリーヴァツインですが、このデッキタイプは最初に出てきた関西大会との時に2人、その後の東海大会で1人とそれ以降は目立った結果が残っておらず赤青覇道には強くこれと言って不利な対面があるという訳ではありませんが、フィニッシュまでに時間がかかってしまう点で関東大会以降使用可能となるバラギアラループにその立ち位置を追われたものかと予想しました。

目立った結果は残っていませんがエリア予選が進むにつれて赤青覇道や白零サッヴァーク等の呪文を使うデッキに対して大変有効なメタクリーチャーである【オーリリア】を採用出来て【轟轟轟】、【ゴルドーザ】によってビートダウンのスピードが速い白赤轟轟轟の使用者がいるのではないかと予想しました。

以上の事から2ブロックは赤青覇道が最大母数、それに続く形で白零サッヴァーク、バラギアラループ、白赤轟轟轟の大凡4つという予想を行いました。

 

 バラギアラループを選択した経緯についてに続きます。