第1回REGARIA筑西CS メタゲームブレイクダウン
7月に殿堂レギュレーションが更新されてから1ヶ月半、
勢力を落とすだろうと思われていた「ドギラゴン剣」は未だ衰えることを知らない。
また、同じく影響を受けた「ジョーカーズ」も
フィーチャーされ続けるテーマであり、環境の中心に居続ける。
そんな環境の中で70人の参加者達はどのようなデッキを手に大会に臨んだのであろうか。
その答えを今大会のデッキ分布から見てみよう。
トップシェアは「ドギラゴン剣」。
この結果は下馬評どおりと言えるだろう。
詳細に見ていくと「光水火」の組み合わせが最多11人、続いて「火自然」が2人、「闇火」と「5色」が1人ずつである。
2番手、3番手は「デ・スザーク」と「ミラダンテXII」。
「ジョーカーズ」が少なめではあるが、「ブライゼシュート」「轟轟轟ブランド」と合わせて
大方の予想通りのアーキタイプで全体の6〜7割を占める結果となった。
一方で今大会で注目すべきデッキは「ドルマゲドンX」だろう。
使用者が3人とごく少数でありながら、2位、4位に入賞したアーキタイプである。
準優勝 ゆずレモン選手「闇火ドルマゲドンX」
1* 光牙忍ハヤブサマル 4* 爆霊魔 タイガニトロ 4* 終断γ ドルブロ 3* マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド 1* 復讐 ブラックサイコ 4* S級不死 デッドゾーン 4* ZEROの侵略 ブラックアウト 1* 威牙の幻ハンゾウ 1* 絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート 4* 終断δ ドルハカバ 1* 禁断の轟速 レッドゾーンX 4* 禁断 V キザム 4* ボーンおどり・チャージャー 4* リロード・チャージャー 1* 終焉の禁断 ドルマゲドンX 《ボーンおどり・チャージャー》《リロード・チャージャー》から《爆霊魔 タイガニトロ》または《終断δ ドルハカバ》にアクセスする形は従来どおり。
直近では《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》の追加で「コマンド」「S・トリガー」の増加や、
《ZEROの侵略 ブラックアウト》が、環境に多い「ドギラゴン剣」「ミラダンテXII」に有効なカードとして活躍している。
安定したデッキでありながら、極端に不利な相手が少ないというのが上位に入賞できたポイントだろう。
3週間後には「†ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」の発売が控えているにも関わらず、
今大会の優勝が「チェイングラスパー」であるように、
非常に多くのアーキタイプが活躍している今環境。第3弾発売以降は環境がどのように動くのか楽しみである。